自分では決められないので
弱ってみるのはいいことだ、などとは全然思わないけれど、弱れば必然的に自分の意識的な努力や計らいは全て(100%全てだ!)うまくいかないし、むしろそれは害悪にしかならないので、能動的に何かを選びとるということは出来ず、こうなったら為すがまま行ける方向にしか行けないし、というわけで、ある意味自分の本来の姿みたいものには近づきやすいのかもしれない。 そういう無理の効かない状況で物事が良い方向へ向かっていく為には、結局、自分では良くなろうとしない、ということしかなく、それは努力して何かを成し遂げることよりもずっとずっと困難だ。だってみんな良いことしようとするもんね。いや「良いこと」はした方がいいんだけど、自分で良いことしようとするとそれは良い方向へは働かないので…。 だけどまぁ、行けるところにしか行けない、というか行きようがない、というのはある種の清々しいがあって、自分で自分の道を選びとる、なんて疲れてしょうがないなと思うようになってきた。体力ないし。 こう思うようになったら世界が変わった、ということはなく、とにかくマイペースに丁寧に、足を踏み出すに任せるしかないということでしょうか。皆さまにつきましては、のびのびと無理なく毎日を過ごされることを祈っています。そしてアホになりましょう、はい。